カフェインに炭酸…コーラがカラオケドリンクに向かない3つの理由
2022/01/19
コーラといえばカラオケボックスのドリンクバーでは必ずと言っていいほどラインナップに入ってますよね!ただこのコーラは、歌をうまく歌うためには不向きな飲み物なんです!今回はそのことについて記事にしていきます!
もくじ
コーラの原材料をおさらい
コーラの原材料はコカ・コーラ、ペプシコーラ共に
原材料名 : 糖類(果糖ぶどう糖液糖、砂糖)/炭酸、カラメル色素、酸味料、香料、カフェイン
このように記載されています。
そしてこの原材料の中の3つの素材が、実は歌を歌うのによくない成分なんです!ではこれから一つずつその素材と理由を述べていきます!
糖類が多く含まれていると、痰が濃くなり絡みやすくなる
まず一つ目は糖類です。
「コカ・コーラ」に糖分はどのくらい含まれていますか?ー日本コカ・コーラ株式会社ー
こちらを見ると、コカ・コーラには100mlに対し11.3gの砂糖が使われているそうで、これは角砂糖3〜4個分の量に相当します。となると500mlのペットボトルには、15〜20個の角砂糖が入っている計算に…!!
糖類は痰や粘液を粘度(粘り気)を強めてしまう作用があります。砂糖がたくさん入ったジュースをこぼすと、しっかり拭かないとベタベタしますよね。それと同じように、粘液や痰も糖類を含むとねばつきが強くなります。コカ・コーラに含まれる糖分は相当ですので、もう喉周りはベッタベタでしょう。
粘り気の強くなった痰や粘液は喉周りに絡みつくため、喉周りのコントロールがうまくいかず、結果的にうまく歌えなくなる可能性が高くなります。
また絡みつく痰や粘液を排出しようと、無理に咳をすることが増えることもあるのではないでしょうか。咳は喉にとって非常にダメージになるので、飲み物のせいでかけなくてもいい負担を強いてしまうことになります。
カフェインは利尿作用と口渇作用がある。
コーラには「カフェイン」も含まれています。
「コカ・コーラ」に含まれるカフェイン量はどのくらいですか?ー日本コカ・コーラ株式会社ー
こちらを見るとその量は100mlに対し約10mgぐらいで、コーヒーはこの約6倍、紅茶はこの約3倍の量のカフェインが含まれているため、量としては微量ですが、飲む回数が多いと摂取するカフェインの量も増えてくるので注意が必要ですね。
カフェインには利尿作用があり、体の水分が排出されやすくなります。その結果体の水分が不足することもあり、それが口の渇きにつながることもあるそうです。
そうなると、「コーラを飲む」→「トイレが近くなる」→「喉が乾く」→「コーラを飲む」という悪循環に陥ってしまいます。
量としては微量なためそこまで顕著に違いはないように思いますが、先述の糖分の作用も含めると、飲めば飲むほど喉には濃い痰が絡み、また喉も乾いた気がするので咳払いをしたり、またコーラを飲んだりしてしまって先程の悪循環に陥る可能性も高くなるので、歌のための飲み物としてはおすすめできません。
恐怖!いつ襲われるかわからない「ゲップ」
最後の理由になりますが、コーラは言わずもがな、炭酸飲料です。
この炭酸がいつ来るかわからない「ゲップ」の原因になります。どんなに上手に歌えていても、途中でゲップが出てしまえば台無しですよね。コーラを飲むと、そのゲップがいつくるかわかりませんので、それを警戒してしまい、歌がうまく歌えなくなる場合があります。
コーラを飲んだ時点で、「ゲップを警戒してしまうため、歌に集中できない」「ゲップのせいで歌が台無しになる可能性がる」という2つのリスクを抱えることになります。
やはり上手く歌うためには、歌に集中したいですよね。そのためにはイレギュラーが起きやすいコーラはやめておいたほうが無難です。
僕もコーラは大好きなんだけど・・・。
歌を上手くうたうためにはコーラはおすすめできない、ということを言ってきましたが、実は僕はコーラが大好きなんです。家には1.5lのコーラを常備させています笑
昔はカラオケでもずっとコーラを飲んでいたのですが、色々調べていくうちに歌を歌うときには飲まなくなり、その代わりにカラオケが終わる時に1杯だけぐびっと一気飲みして帰ります。
大好きな飲み物が歌を歌うのに適さないとわかるとショックではありますが、何を重要とするのか考えると、少しの我慢は必要かもしません。
カラオケにおすすめの飲み物とは?
「じゃあカラオケでは何を飲めば良いのさ!!」と言いたくなる方もいらっしゃると思います。
それについては
コーラ?ウーロン茶?カラオケ屋で一番喉に良い飲み物を考える。
以前こんな記事を書いたので、よろしければご覧ください。皆様が気持ちよく歌うためのお役に立てれば幸いです。それでは!!