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公開から50年だからこそ「猿の惑星」を見たのでその感想

   

猿の惑星と言う映画をご存知でしょうか。1968年公開の映画でありながら、SF映画の中では不朽の名作と言われています。

公開から50年と言う時を経て、この映画に何を思うのか興味を持ったので、今回はこの「猿の惑星」について書いていきます!

なお、今回の記事は多少なりともネタバレを含む可能性がございますので、今後視聴予定している方は自己責任でお願いします。

それではいきます!

公開から50年!!SF映画の金字塔「猿の惑星」

「猿の惑星」は簡単にいえば、「地球から2000年ほど宇宙船で旅をしていたが、猿が人間を支配する世界に不時着してしまった」というお話です。

この2000年という時間を、宇宙船の乗組員4人は、ほとんど不老不死の状態で過ごします。これには「長期睡眠」といういわゆるコールドスリープ的な技術に加え、アインシュタインの「特殊相対性理論」に基づき、宇宙船も光の速さか、もしくはそれと同じぐらいの速度で移動している、という設定があるようです。

今で言う「タイムスリップ」に近い現象ですが、相対性理論が正しく解釈され、「何かの拍子でタイムスリップしちゃったよ!」みたいな偶然ではない根拠があるところが、50年経った今でも評価されているのかもしれません。

そしてここからは作品の感想について述べていきます。

昔の人が思う「未来のイメージ」という感じは否めない。

流石に50年前の映画なので、「昔の人が想像した未来のイメージ」という感じがプンプン伝わってきます。新潟には「自然科学博物館」という1980年ごろに設立された施設があるのですが、ここにある「宇宙船」のイメージそのままでした笑

自然科学博物館の写真です笑
ドラえもんでいう「セワシ君(のび太としずかちゃんの孫の孫?)がいる世界の建物や乗り物のイメージに近いです。

演出、展開も結構きついが、特殊メイクはやばい

不時着してからの演出もグダグダで、ほとんど会話もなく砂漠をあるき続ける映像が続いたり、展開もかなり大雑把なのですが、猿の特殊メイクだけは本当に50年前なのか疑問が残るほど精巧でリアルです。

そしてみんながちゃんと「猿っぽい」歩き方をしているのも素晴らしいですね。そういうディティールでリアル感を出す努力は、現代のCGだよりの映画よりもすごく感じられました。

テイラーが全人類を象徴しているかのような表現

最初の宇宙船に乗っていた人間以外にも、この星にはたくさんの人間がいます。ただこの星の人間は言語を話すことや、文字の読み書きもできないようで、その点で主人公であるテイラーは非常に希有な存在として認識されます。

しかしこのテイラーは人格的には非常に危ういといいますか、割りとクズなんですよね。女性を「道具」と表現したり、不時着した当初は文明レベルの低いこの星をみて「我々で支配できる」とか言ったり。

ラストの方でも、銃を持って脅すことで食料を得たり、人質を使って交渉したりしますが、こういうあざとさや傲慢さというのは、人間誰しも持ち合わせているものであり、僕はテイラー自身が「人類」の象徴として扱われている気がしました。

「猿の惑星」における猿と人間

原作はピエール・ブールという方が書かれた小説が原作になっているようで、当時兵士として戦っていたピエール氏は、戦時中の捕虜の経験や当時の日本人から、「猿が支配する社会」の着想を得たらしいです。

「イエローモンキー」という日本人の蔑称もあるぐらいですので、これを聞いて少し差別的に感じてしまう方もいらっしゃるかもしれませんが、映画では日本人を象徴しているような描写はほとんどありません。

作品に出てくる猿の「ザイアス博士」は人間について何かを知っているような描写がたくさんありましたので、僕はむしろテイラーという人類の象徴が傲慢に振る舞う描写を見て、「人間の傲慢さがこの星を作った」というストーリーを通じて、人類のあり方を痛烈に風刺しているようにも感じました。

なんだかんだで現代でも考えさせられるし、続きが気になる。

ここまで色々との述べてきましたが、まとめるとするなら「やはり時代錯誤感は否めないが、考えさせられるだけのテーマではあるし、続きも気になる」という感じでした笑

やはり「未来」というものが50年前に比べかなり身近になってきたせいもあってか、テクノロジーの進化に伴い、人の傲慢さというものは日に日に強くなってきている印象を受けるため、今の時代にあえてこの作品を見ることは、非常に考えさせられる部分がありました。

そしてこの作品はシリーズ物なので、続編が存在します。それを最初から知っているせいか、この作品のラストから、どう続きが展開されるのか、非常に興味深いです笑

今見たばかりで、とりとめのない感じになりましたが、今回はこの辺で失礼します!それでは!

 

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