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キンコン西野さんが開発した「レターポット」がアーティストの救世主になりそうな予感

      2018/01/17

皆さんは

レターポット

というサービスをご存知でしょうか?
「1文字5円」で色々な人にメッセージを送ることができるサービスなのですが、今回はそれについてお話していきます!

キングコング西野亮廣さんが開発したサービス

ちょうど今は振り袖の販売やレンタル、着付けを業者「はれのひ」が突如音信不通になり、料金を支払っておきながらも成人式当日に振り袖を切れない新成人が続出した事件が起きた真っ最中なのですが、

その振り袖を着れなかった新成人の方に、西野亮廣さんがなんと無償で振り袖を貸し出し、着付け、ヘアメイク等をした上で、「リベンジ成人式」なるものをしようと呼びかけたのです。

西野さんといえば、ハロウィンで散らかった街をゴミ拾いする企画を思いついたりで話題に事欠きませんが、アイデアとそれを実行できることが本当にすごいですよね…!

そこで話題になったのが、この「レターポット」です。
この「レターポット」というサービスは、実は西野亮廣さんが開発されたそうで、僕もこの「はれのひ事件」をネット記事で拝見した際にようやく知りました。

金額に応じた文字数を好きな人に送ることができるサービス

このレターポットは1文字5円で、好きな人にメッセージを送ることができるサービスです。
「レター」という単位が用いられており、「1レター(1文字)=5円」ということになります。

西野さんは上記の「リベンジ成人式」に、「レターポット」を使った「レター」による支援を呼びかけています。結果として僕もそれでレターポットの存在を知ったわけですし、本当に売り込むのがお上手ですね!

一時はサーバーがダウンするほど登録者が増えたところを見ると、今回の西野さんの行動に賛同する人はかなりいたのではないでしょうか。

現在は換金できない。

好きな人に「1文字5円」を送ることができる「レターポット」ですが、現在は換金することができません。

「換金できればいいのに!」と残念に思いがちですが、これについて西野さんは「あえて換金できなくした」とした上で、自身のブログでこのような理由を述べています。

僕は換金装置を付けて、法定通貨を絡めることによって、レターを「お金そのもの」にして、レターポットを『送金アプリ』にしてしまう方が長期的にみて損失だと考えている。
理由はたくさんあるが、主だったのは2つ。

一つ目は、今後、山ほど出てくる『送金アプリ』との違いが生まれにくくなること。

二つ目は、レターが「お金そのもの」になってしまうと、給料が管理されている人に贈れなくなってしまうこと。
事務所に所属しているタレントさんや、学校の先生などだ。

相手に支援してあげるのは、「お金」ではなく、「信用」で、“レターを贈ることで相手に信用を貯めてもらう”という構造の方が、もろもろの問題を突破できる。

引用:レターポットのユーザー数が18000人を突破!

換金できることによるデメリットと、最後の2行では逆に換金できないようにすることで得られるメリットについて書かれていますね。

「お金=信用」というのは、ホリエモンこと堀江貴文さんもおっしゃっていたと思うのですが、お金を介さずにその人の「信用」に応じた価値が提供されるような社会というのは、「お金」という価値観によって現状損をしている人たちにとっての救いになるような気がしました。

アーティスト活動の悪循環

うつむく女性の画像

アーティストの活動というのは、自己表現の性質も兼ねていると思うのですが、これだけで生活するとなると、どうしても「お金」のことも意識せざるを得なくなってくるように思います。

自分が作った作品に対して、かかった費用、時間、希少性などを考慮すると、作品一つ一つが高額になり、とても個人では買えないような金額になったりします。

集客用として比較的短時間で大量、安価に作れる作品と、本命の高単価の作品を同時に展開できる場合もありますが、「作品が売れないので、生活しようとすると一つあたりの作品の単価が上がってしまい、結果さらに作品が売れなくなる」という悪循環に陥っているアーティストは結構いるのではないでしょうか。

また自己表現として作品を作る人は、お金が絡んだ途端に自己表現としての性質が中途半端になり、モチベーションが下がって作品作りが嫌になってしまうこともあると思います。

歌手やバンドの「売るために作る」悲しい活動

歌手やバンドはかなり「お金」という価値観によって損をしている人たちなのではないかと思います。彼らの活動は常に新曲を出し続けないと売れるものがなくなってしまいます。

たまにベスト盤やリメイク、カバー等の作品をリリースすることもありますが、主な話題作りはやはり新曲のリリースや、それに伴ったライブツアーの実施とかですよね。

この「常に新曲を出し続けて話題を作り続けないと売れるものがなくなってしまう」という要素と、昨今の動画サイトでCDの音楽が聴けてしまうこと、そして新曲を出し続けることによる「ネタ切れ」感などが重なり、今一番しんどい職業なのではないでしょうか。

CDの値段はある程度決まっているので、あとは新曲をどれだけリリースできるかがカギとなり、そうするとどうしても「昔はいい曲作ってたのに…。」とか、「最近は焼き増しした曲ばっか」といった評価をされがちで、「生活のために新曲を作り続けないといけないが、似たような曲が増えて評価が下がり、売り上げも減っていく」という悪循環に陥ります。

以上のように、「生きるために精力的な活動を余儀なくさるが、逆に首が絞まっていくパターン」というのが、今の歌手やバンドには非常に多く見られます。

あとは異常な速さで消耗される作品たちの中に一際輝きを放つ作品があっても、すぐに新曲を出さなければいけないせいで、名曲もすぐに埋もれてしまうこともありますよね。これは作り手と受け手、そのどちらにとっても悲しいことです。

さて、その中でレターポットはどう救世主になることができるのか、ということをこれから説明させていただきます。

レターポットは「1文字5円」で相手にメッセージを送ることができます。つまり1文字5円でファンレターが送れるわけです!

もし換金することができれば、ファンレターが好きなアーティストの生活を直接支えることができるようになり、アーティストが無理な作品づくりや無茶な値段設定をしなくて済むようになりますが、換金できない今であっても、レターポットはファンがアーティストを支えることができるように思います。

アーティストとファンがwin-winになる「レター」の使い方

例えば、ツイッター等のSNSを使って「食事をご馳走してくれるのであれば、私があなたと一緒にご飯を食べに伺います!」と告知すれば、ファンの方はご飯を奢るだけで、憧れのアーティストと一緒に食事ができることになります。

そのお誘いのメッセージをレターポットで受け付けるようにすれば、アーティストには「レター」が貯まります。

そしてご飯を一緒に食べたあと、アーティストが貯まったレターを使って食事をご馳走してくれたファンの方にメッセージを送れば、食事を奢ってくれたファンのレターは、アーティストのメッセージと共に返還されます。

こんなサービスであれば、ファンは2人分の食事代を支払うだけで好きなアーティストとご飯を食べることができる上に、好きなアーティストから自分宛のメッセージがもらえますし、アーティストは食べることに困らなくなるのではないでしょうか。

レターポットのレターの素晴らしい点は、どれだけレターが行き交っても、1文字5円なのは変わらないことです。

これはファンがアーティストに送る時もアーティストがファンに送る時も一緒なので、上記の例で食事を奢ってくれたファンの方のレターは、アーティストが返事をすれば、ほとんど増減しないどころか好きなアーティストからの個別のメッセージ付きなんですから、嬉しいですよね。

また「食事をご一緒したいのは山々なんですが、レターを買うお金が無くて…。」と言ってきたファンがいたとしても、レターポットのアカウントを作ってもらえさえすれば、アーティストがメッセージ分のレターを提供することも可能です。

またご飯や道具を支援できなくても、レターを送ることでアーティストのレター数が増えるので、アーティストはもっとファンの方にレターを送れるようになります。その際にアーティストから個別のメッセージが届けば、ファンの方は嬉しいのではないでしょうか。

直接換金できなくても、こういう使い方ができるレターってすごくないですか?

個人で活動できるようになる

ファンがアーティストを支援するとなると、CDを買ったり、ライブチケットを買ったり、グッズを買ったり…といったことで支援することになると思いますが、残念ながら現状ではその売り上げ全てがアーティスト個人に還元されるわけではありません。

ですがレターポットであれば、レターは送った分だけアーティスト個人に100%還元され、そのレターをうまく使えばアーティストは必要な道具や環境、さらには生活まで、ファンからの支援だけでまかなうことが可能になります。

歌手やバンドであれば、CDを作るためにクラウドファンディングを使ってファンから製作資金を得る代わりに、ファン全員にレターポットを使って直接レターを送ることにすれば、ファンには自分の支援によって作られた作品のほかに、アーティストからの個別メッセージをもらうことも可能になるわけです。

このような仕組みがうまくいけば、もうレコード会社やレーベルに所属する必要もなくなってきますよね。

むしろ売り上げを気にせずにファンと一緒に作りたいものを作っていけるので、個人で活動した方がよっぽどいいかもしれません笑

これこそ僕がレターポットをアーティストの救世主だと思う理由になりますが、ここで大事なのが、西野さんのおっしゃる「信用」になっていきます。

レター(信用)で支え合う作品づくり

以上のような仕組みで、レターポットは直接現金で支援しなくても、レターによってアーティストを支援でき、またアーティストもファンに対して個別にアクションを起こせるようになります。

ただそこで大事なのが西野さんの言う「信用」です。

ここでアーティストにおける信用とは、

・継続した作品作り
・レターを送ってくれたファンへの対応の仕方
・作品の満足度
・定期的な活動報告
・消耗的でない作品のクオリティ

これはファンがアーティストに対しどのように信用しているかによって変わってきますが、大体上記のようなことがあげられると思います。

ここで大事なのは、お金を巻き上げるための謳い文句やトーク術ではなく、ファンのニーズに応えながらも、愚直に作品作りに取り組む姿勢だと僕は思います。

その結果がファンを「支えたい」と思わせることになり、レターになって反映されるわけです。
「この人なら大丈夫」「この人にはもっと世間に知られるようになって欲しい」とファンが思えるほどの活動さえしていれば、信用(レター)はどんどん貯まっていき、それがさらにファンへの還元に繋がります。

食事や道具の支援は、最終的にはお金の問題になるにせよ、この「信用」による活動は、アーティストの創作活動においては「お金」よりも自分の活動の自由度が高く、アーティストはやりやすいのではないでしょうか。

まずは「レターポット」をやってみてほしい。

とにかく、こんなに可能性がある「レターポット」。アーティストの方にはまずアカウントを作るだけでもかまわないので、やってみてほしいです。

tipmusic」のように、直接現金によるアーティスト支援ができるサービスもありますが、現金で直接支援となると、稼いだお金というのはどうしても用途が不透明になりがちですし、公務員やタレントさんなどの人はもしかしたらそれが受け付けられない場合もあります。

現金による支援よりも、ファンとアーティスト間で行き交う「レター」のほうが、コミュニケーションにも使えますし、ファン次第ではそれ以上の支援にも繋がります。

お金本来の使い方より、ちょっと不便になったと感じるぐらいの「レター」のほうがたくさん使いみちがあるってなんだか不思議ですよね。

「レター」を使った支援のアイディアは様々だと思いますので、まだ始めていない方は、ぜひアカウントを作ってみてはいかがでしょうか?

強いて言えばfacebookアカウントでしか登録できないのがネックですかね…。
アーティストなんかは個別のfacebookアカウントがあるかもしれませんが、僕のような個人はプライベートで交流のある人の情報も出てしまうので、ちょっとやりづらいかなーと思いました。

長くなりましたので、今回は以上とさせていただきます!では!

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