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ホイッスルボイスまで…2007年時点での山寺宏一さんがすごすぎ

      2022/01/19

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山寺宏一さんといえば、声優に詳しくない人でも知らない人はいないぐらい有名な声優さんではないでしょうか。

そんな山寺さんですが、やはり声優界でもかなりの実力者扱いでして、「プロキング」という2007年のテレビ番組では、「プロが選ぶすごいと思うプロ」というランキングの声優部門で見事一位に輝きました。すごすぎぃ!!

youtubeにこの時の映像がありましたので、ご紹介しますね!

「プロがすごいと思うプロを決める」ランキング番組「プロキング」

2007年ごろにやっていた「プロキング」というテレビ番組は、「様々なジャンルで活躍する人たちに、同じジャンルですごいと思う人物を挙げてもらい、それをランキングにする」というテレビ番組でした。

僕が観たのはグラビアアイドルと声優のみですが、グラビアでは「ほしのあき」さんが「プロの中のプロ」ということで、グラビアアイドル部門での1位に輝いているのも見ました。

そんな「プロキング」という番組で、声優部門では山寺宏一さんが1位に選ばれたわけですが、その実力は百聞は一見にしかず、youtubeに当時の動画がアップされていましたので、ご紹介します!

ホイッスルボイスも使いこなす山寺宏一さん

どうですか、やばくないですかw
ちなみにプロが選んだ「すごいと思うプロ」ランキングでは以下のようになっています。
今時のタレント声優がランクインしていなくてほんとに良かったよ!!

1位 山寺宏一さん
2位 八奈見乗児(「ドラゴンボール」のナレーション、同作の北の界王等)さん
3位 野沢雅子 (「ドラゴンボール」の孫悟空、孫悟飯、孫悟天等)
4位 永井一郎 (「サザエさん」の磯野波平等)
5位 田中真弓 (「ワンピース」のルフィ、「ドラゴンボール」のクリリン等)
6位 中尾隆聖 (「ドラゴンボール」のフリーザ、「アンパンマン」のバイキンマン等)
7位 千葉繁 (「ワンピース」のバギー、「幽遊白書」の桑原和真等)
8位 若本規夫 (「サザエさん」の穴子さん、「ドラゴンボール」のセル等)
9位 古谷徹 (「機動戦士ガンダム」のアムロ・レイ、「聖闘士星矢」の星矢等)
10位 野沢那智(「スペースコブラ」のコブラ等)

こう見ると山寺さんが若干年下な気がしますね笑

ランクインされる方々は、みなさん個性的な声をされている気がしますが、山寺さんに関しては「色々な声を出すことができる」「色々な役を演じることができる」という器用さを評価する方が多かったようです。

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グロウルのような低音からホイッスルボイスまで…多彩すぎる山寺さん!

それに応じるように、動画では様々な声を実際に出す山寺さん。
喉は完全にコントロールすることは難しい不随意筋だと思っていましたが、山寺さんほど声帯とその声に向き合っていれば、ほとんど意識的に動かすことも可能なように見えます。

低音に関しては「美女と野獣」のビーストのような、グロウルのような声で話したり、2:10あたりからは、ホイッスルボイスについて言及もされており、この頃から開発されているとは、恐ろしすぎます…。おそらく今では余裕で使いこなせるのではないでしょうか…。

どうやら2016年の7月ごろに「ナカイの窓」の声優SPにも出演され、他の声優の方が「実在するんだ…」と驚かれているのを見るあたり、その地位はますます確実なものになっている印象をうけますね。

最後には南海キャンディーズの山ちゃんと一夜限りのコンビ「山ちゃん」を組み、多彩な声を使い分け見事な漫才を披露しています。

https://youtu.be/r1u8z2ujwKE

漫才は31分ごろから。

最終的には「多彩すぎて声優の枠に収まりきらない」と心理学者の方々に評価され、「声優に向いていない」とまで言われてしまいます笑

こんな山寺さんの声の使い方は参考になりますね!!

そんな山寺宏一さんがすごいと思う声優さん

たくさんのプロの中から「すごい」と評価され、見事ランキング1位になった山寺宏一さんですが、
この番組ではそのランキングで1位になった人に、「自分がすごいと思うプロ」を紹介してもらうルールがあり、そこで山寺さんが紹介した人物は、「ロッキー」という映画の主演である、「シルヴェスター・スタローン」等の声を担当されている羽佐間道夫さんという方でした。

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この写真の一番左が羽佐間道夫さんです。ちなみに中央が野沢雅子さん、一番右が山寺宏一さん。何この豪華すぎるスリーショット!

羽佐間さんは当時、吹き替えのお仕事では、「困ったときの羽佐間」と言われるほど、重宝される声優さんだったそうです。

それがなんと今では「困ったときの山寺」になっているらしく、そのポジションを見事受け継いだということになります。憧れの人と知らず知らずのうちに同じポジションとして認識されているなんて、これほど嬉しいことはないのではないでしょうか。

しかしその芸風は全くの真逆ですよね。
異なる声を出してキャラクターを演じる山寺さんに対し、羽佐間さんはご自身の声をほとんど変えずに色々な役回りを演じていらっしゃいます。

様々な武器を駆使して戦場を戦うのと、どんな状況でもほとんど武器を変えずに戦うのでは、やはり後者のほうが難しいように感じますが、やはりそこが山寺さんの思う「羽佐間さんの凄さ」なのでしょうね。

山寺さんの場合、悪く言ってしまえば非常に高い水準ではありますが、「器用貧乏」になってしまうこともあるかもしれないので、羽佐間さんに対してはないものねだり的に憧れているところもあるのかなーと感じました。

こうして改めて見てみると、声優さんの声の使い方というのは非常に参考になりますね。
声質を変えて色々な個性を出す方法や、一つの声で多彩な感情を表現する方法もあり、歌唱力の工場に繋がりそうなヒントが沢山隠されているような気がしました。

にしても今回ランキングに名を連ねた方々はどれも日本の至宝と言っていいほど素晴らしい個性を持った声優さんばかりでしたので、末永くお元気で、いつまでもその魅力的な声でキャラクターを演じてほしいなと思いました。(永井一郎さんに関してはご冥福をお祈りいたします。)

これから僕は上記の動画を一人で1万再生増やすぐらいの勢いで見まくって、今後の参考にします!今日はこの辺で失礼します!それでは!

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