知識がすぐ身につく!インプット&アウトプットの話とイチローの名言
2022/01/19
趣味でもお仕事でも、「知識」というものはいくらあっても困らないんだなーとよく思います。全然ジャンルの違う知識であっても、ふとした時にそれが役に立って、専門的な分野の知識だけを蓄えていた場合よりも早く問題を解決できたりすることもしばしばです。
ボイトレでも声やメカニズムのことばかりではなく、精神的なことやスポーツの理論とかを参考にしたほうが問題を解決できることもあります。
仕事でも、お客様とコミュニケーションを取るための話題は多いに越したことはないですし、社内での話題についていける方が望ましいですよね。
そこで今回、漠然と知ってはいたものの、実践には至らなかった「情報のインプットとアウトプット」についてのメモを残しながら、しっかりと実践していけるように、ブログ記事にしてみました。
僕自身もこうして記事にすることで、より理解を深めることができ、まさに一石二鳥!
その際にイチロー選手の名言を発見して「やっぱイチローすげー!」と改めて思ったので、それもついでに紹介しますね!
あ、画像もそうなってますが、、今回はオーディオとかの電気機器関連の「インプット&アウトプット」の話じゃないってことは一応言っておきます笑
インプットの重要性
まずはインプット、つまり取り込む情報の重要性についてです。
人間は知識を身につけるためには、まず情報に触れなければなりません!
その知識に触れ、情報を取り込むことがインプットなわけです。
そういうと、人は学校の授業やテレビ番組、本や漫画、音楽、映画などなど、様々な情報を無意識的に取り入れていると思いませんか?
ただその時の情報をしっかりと自分の「知識」として蓄えるためには、ただ垂れ流れている情報を取り込むだけでは、すぐに忘れてしまうようなのです。
昨日話した会話の内容や授業の内容、昨日作った料理のレシピなどなど、漠然とは覚えていたとしても、細かいところに差し掛かるにつれ「あれ、昨日どうやったんだけ?」と思ったりする人も少なくないはず…。
現代は垂れ流れている情報が多いので、モチベーションがなくて自発的に覚える気が無かったという場合もあると思いますが、しっかりと自主的に覚えたいと思える事があったときは、取り入れた情報をまずは自分のものにする必要があります。
取り入れた情報を自分のもにする
「学校で先生の話をノートに写す」
この作業はインプットにあたりますが、本当に覚えたいことをインプットする作業としては、少し物足りないように思います。ノートを参考に情報を自分のものにしないと、自分の知識として脳みそに定着しません。取り入れた情報を自分のものにするためには、自分でその情報を咀嚼し再構築することが大切です。
ではその情報を咀嚼し再構築して「自分のものにする」というのはどういうことをいうのでしょうか。
例を変えて申し訳ないのですが、映画などを一度見たあと、その内容を誰かに話そうとすると、自分なりのストーリーのまとめみたいなことを頭で考えないですか?
その時の相手に話す内容が、「映画」という情報を自分なりに咀嚼して再構築したもの、つまり「自分のもの」にした情報にあたると僕は思います。そう思うと知識が自分のものになる割合はおもいのほか少ないというか、「搾りカス」ぐらいしか出てきませんね笑
ただ同じ映画を繰り返し見ることによって、話せるボリュームが徐々に増えてきたりするように、その情報に何度も触れ、何度もインプットすることで、自分のものになる知識は増えていきます。本当に覚えたいことがある場合には、その情報に何度も触れることが重要なのではないでしょうか。
これは勉強をする時なんかもそうだと思うのですが、週に1回5時間一気にインプットしようとするよりも、30分でもいいから2日に一回、もしくは毎日続けて情報に触れた方が知識としては定着しやすいように思います。1日とはいえ人間の集中力は何時間も保つものではありません。
さらに映画を例に挙げますが、最初はぼんやりだったストーリーも、何度もインプットすることで、どこがストーリーの伏線になっているかや、どのシーンの描写がラストシーンにどう影響したのかなどがだんだん分かってきますよね?
インプットにより「自分のもの」とした情報が多ければ多いほど、自分の解釈と相まって知識はどんどん広がっていくと思います。
最初でも述べましたが、これは仕事や学問においても同じで、全然違うことを2つ以上インプットしてきたことが、あるきっかけなどでお互いの知識が互いに役に立つタイミングが来るから面白いです。
「崖の上のポニョ」というジブリ作品をご存知でしょうか?
この作品は様々な説がありますが、一見少年少女の冒険の物語としてデタラメなストーリーのように見えて、「死後の世界」の要素が含まれているという説が根強くあるんです!
中々信ぴょう性高くないですか?笑
この作品は死後の世界や神話、スピリチュアルな知識を事前に知っていれば、鳥肌失禁ものの神作として普通の人の100倍くらい楽しめることでしょう。自分が今まで蓄えてきた知識が、解釈の仕方を無限に広げるという良い例だと思います。
僕がアニメとゲームを漁っていた時代に上記の解釈を見つけたことが、こうしてブログ記事にできているのもある意味情報が自分のものになっていた結果のようにも思えないでしょうか?
僕のアニオタ生活は無駄ではなかった!←
こういう話を聞くと、やはり「知っておいて損はない」というか、知識が多ければ多いほど、楽しめることは多いような気がしてきますねー!
知識は「インプット」によってどんどん増えていって、知識によって「インプット」する時の解釈もどんどん増えていくわけなので、知識とインプットの関係性は実に密接なんですね。
しかし悲しいことに、実は人間はインプットしただけではすぐに忘れてしまいます。
新しいお仕事を見せられただけの場合より、実践しながら教えてくれたほうが覚えやすいと思いませんか?
インプットして満足するだけの場合もありますが、僕はインプットして自分のものにした情報、つまり知識をなるべく忘れないようにするためには、後述する「アウトプット」が欠かせない要素になってくると考えます。
アウトプットの重要性
アウトプットはオーディオ関連の用語で「出力」を意味しますが、ここでも意味は同じで、要はインプットした情報を外に発信することを指します。
そしてこの「外に発信する」ということが、インプットした知識を定着させるために重要になってくるんですねー!
そう聞くと「は、発信…とは?」とちょっと身構えてしまうかもしれませんが、読書感想や友達に映画やアニメのストーリーを話したりすることも立派なアウトプットだと思います。
このアウトプットが重要である理由は
・自分がインプットできた以上のことはアウトプットできない。
ということと、だからこそ
・ある情報から自分がどれだけインプットできたかを確認できる。
という2点が挙げられると思います。
また映画を例にすると、映画の内容を友達に教えるとき、一度見ただけでは話している最中に「あれ、この部分どうだったっけな…」というところが出てくると思いますが、それは発信することで自分がどれだけ映画の内容を覚えているかの良い確認にもなっているわけです。
そう考えると、それをしないでただインプットしているだけでは、どの程度その情報を自分のものにしたかの確認もできないため、忘れやすいというのは当然のように思えないでしょうか。
だから忘れたくない知識は、何度も発信することで知識として定着させるといいですね!
「人に教える」というアウトプット
「人にものを教える」というのは、アウトプットの中で一番いい方法かもしれません。
仕事なりスポーツなり、人にものを教えるときには、曖昧な部分はできるだけ少ない方がいいでしょうし、教える対象が素人に近ければ近いほど、「え?そんなことで?」というような段階で突拍子もない質問をしてくることも多いです。
僕もボイトレに関する質問が多いですが、殆どの場合で「あー、そこは意識したことなかったなー…」
という質問を受けます。
そういった事態に漏れなく対応できるようにするためには、かなりのインプットが必要になりますし、教わる側から指摘を受けることでさらに情報をインプットすることができると思います。
アウトプットによって自分のインプットしたことを確認できる上に、もしかしたら自分が気づかなかったことまでインプットできるかもしれない、まさに一石二鳥ですね!
先生やスポーツの指導者が「むしろ私がまだまだ勉強させてもらっているんです」という旨の発言は、その人自身が謙虚ということもありますが、インプットとアウトプットの重要性を理解しているからこそ出てくる言葉なのかもしれませんねー。
僕もバイト時代に「君も改めて仕事の内容を確認する意味でも、新人の彼を教育してくれないか?」と言われたことがありますが、それはインプットとアウトプットの絶好の機会だったのかと思うと、当時「いや、僕は大丈夫ですし、他の仕事に支障が出るので無理です」とか言ってた僕は本当にダメダメだったなー…(遠い目)
肝に銘じて率先して教育できるようになりたいものです。
自分が覚える近道は人に教えるということだと思うので、何かを覚えようとするときは、誰かに教える前提で覚えようとするといいのかもしれませんね!
ただ、だからと言ってネタバレは絶対ダメです!
映画を例にしたのはわかりやすいようにしただけのことであって、ネタバレが嫌いな人はネタバレした人を殺したくなるぐらいの憎悪を抱きますからね!危険すぎぃ!!
単行本でONE PIECEを読んでいた人が、週刊誌でONE PIECEを読んでいた友達から「エース死んじまったな」って言ってから何年も絶交状態になってる人の話、聞いたことありませんか!
それとただ自分が何かを覚えたい一心で他人にペラペラと自分から話しかけていたら、知識以上に大事なものを失いかねませんので気をつけましょう。何事もバランスが大事です。
あ、あと「ね?僕って教えるの上手でしょ?」みたいな空気を醸し出しながら教えるのもNGだと思います←自分がやりかねないから一応言っておく
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イチローの名言
今や日米通算3000本安打という大偉業を達成し、なおも活躍する日本を代表するメジャーリーガー、イチロー選手の言葉にこんなことをおっしゃっていました。
「ぼくは天才ではありません。
なぜかというと、自分がどうしてヒットを打てるかを説明できるからです。」
この言葉はまさに「インプットとアウトプット」についてのことが凝縮された言葉だと思います。
「天才」を「何事も感覚的で、そのすぐれた感覚により偉大な成果を上げるもの」つまりは「アウトプットする必要がない人」であると定義づけ、自分は自身がどう動いて、何をしているかを一から十まで説明できるまで、インプットとアウトプットを繰り返しただけの論理的な人間であると言っているように感じます。
そこまでできるイチロー選手ももはや凡人の域を軽く超えている印象を受けますが、やはりイチロー選手ぐらいになると、知ってかしらずか、インプットとアウトプットの重要性は心得ているんでしょうねー。そんなことを思う名言でした。
このように、インプットとアウトプットは、仕事のみならず、スポーツなどでも使えると思うので、別記事にて僕が経験したことや、応用編なんかも書いていけたらいいと思います。
この記事を書くにあたり、僕自身何度もインプットとアウトプットを繰り返して、ようやくブログ記事にすることができました。そうすることによって自分の知識や経験にもなることに気づけたので、今回この記事書けたのと、ブログを始めて良かったなーと改めて思います。
なんだかかなり文字数が増えてしまったので、とりあえず今回はここまでにします。
別れる?結婚?収入以外で彼女がバンドマンの彼氏を見極めるポイント
こちらの記事も1万字ぐらいになっているし、最近長文が過ぎてる気が…笑
なにか質問や意見等あれば、今後のモチベーションも保てると思うので、気軽に連絡してください!
それでは、また次の記事で。