インプットとアウトプットの重要性。
2022/01/19
「インプット」「アウトプット」という言葉をご存知ですか?
コンピュータの用語としてよく用いられる言葉ではありますが、この2つは僕たち生身の人間でも重要な役割を果たします。
取り込む情報 発信する情報
人間的に言えば、
・インプットとは、自分の中に取り込む情報
・アウトプットとは、外部に発信する情報
のことを指します。
このインプットとアウトプットって、実に密接な関係で、
人間てインプットだけでは忘れやすいんですね。
というより、仕入れた情報を自分の本当の意味での「知識」にするためにはインプットの後の「アウトプット」が大切です。
例えば、大学の講義を聞いていたとします。
教授の話を全て聞いたあなたですが、「教授が言っていたことや、それについての感想を教えてください」と聞かれた時、ほとんどの内容を漠然としか覚えてないことに気づくはずです。
そして一番覚えている部分だけを抽出して、1時間半にも及んだ講義の内容や感想を一言二言で済ませてしまおうとするでしょう。
これは、あなたが何十分も費やして受けた講義を、あなた自身が意味のないものにしていることに他なりません。仮に、内容や感想を求められなかったとしたら、あなたはこの講義の内容を完全に忘れてしまうかもしれません。
時間の無駄ですよね。
その時間を無駄にしないよう、自分の仕入れた情報をしっかりと自分の「知識」として定着させる作業が、アウトプットになります。
あなたが一言二言で済ませようとした内容や感想を、しっかりとした文章で相手に伝えることが、アウトプットの具体的な作業になります。
そうすると、細かな部分でうろ覚えな部分が出てきます。
そう考えると、インプットも1回では足りず、何回も聴きたくなってきます。詳細にインプットすることで、詳細なアウトプットができ、それを繰り返すことでようやく、自分の知識として定着します。
インプットした情報を忘れる前にアウトプットしなくては意味がないので、アウトプットは早めにやりたいですね!
また、アウトプットの究極は「教える」ということです。
人に教えるということは、自分が100%理解していないと、他人に教えることが出来ません。
ただ逆に言えば、人に教えられる環境があれば、アウトプットの量は莫大なものになります。
覚えたことをすぐに教えることで、それはすぐに知識になります。
「これは覚えたい!」という情報は、すぐに教えられる環境で取り組むといいですね!
そしてインプットの量は限られていますが、そこからアウトプットできる情報量は、こちらの解釈によるので、いくらでもできます。
仕入れた情報はすぐにアウトプットする。
試しに、この記事を見て思ったこと、感じたことを文章にして、アウトプットしてみてはいかがでしょうか?自分の知識として定着している感覚がお分かりいただけるおと思います。
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イチローの名言
世界的に有名な野球選手、イチローさんの名言の中に
「ぼくは天才ではありません。
なぜかというと、自分がどうしてヒットを打てるかを説明できるからです。」
という名言があります。
まさしくアウトプットができていて、しっかりと「知識」として定着しているからこそ言える名言ですよね!
「神業」にも近い数のヒットがどうして打てるのかを説明できてしまうのですから、イチローさんは天才でしょう。
僕自身色々な質問を受けるようになりましたが、「考えてみると、僕はこういう部分をどうやっていたのだろう?」と思うときがあります。
感覚的な説明をしてしまったりもしますが、アウトプットすることを前提として取り組むと、それに伴ったインプットの量が必要になりますので、必然的に取り組む時間が長くなります。
こうやって良い循環をして、自分自身の成長にも繋げていけることが理想ですね!!
では、今日はこの辺で!