日々をなんとなく過ごしている人に気づいてほしいセレンディピティという能力
皆さんは日常を過ごしていて、何かあったとき、その出来事についてどう思いますか?
というのも、日々起こる何気ない「出来事」の中に、とんでもない発見があるかもしれません。今回はそんな何気ない出来事からトンデモない発想に気づく能力、とんでもない幸運に出会える能力のお話をします!
セレンディピティー偶然の出来事の中から幸運に出会える能力ー
偶然からモノを見つけだす能力―「セレンディピティ」の活かし方
何気ない日常の出来事の中で幸運に出会う能力、また何気ない日常の中に潜む幸運を見出す能力は、「セレンディピティ」と呼ばれているそうですね。
ニュートンが、木から落ちるリンゴを見て「万有引力」を発見できたことも、この「セレンディピティ」という能力が高かったからだといわれています。
ドラえもんの作者、藤子不二雄さんが「ドラえもん」を閃いた経緯を見る限りでも、セレンディピティの高さを伺うことができます。
この偶然の発見を高確率で発生させるためには、
偶然からモノを見つけだす能力―「セレンディピティ」の活かし方
によると、経験の豊富さ、また経験から意味を見出す能力を高い水準で保つこと、これこそが「セレンディピティ」という能力ではないか、ってことなんですねー。
様々な経験をし、普段の何気ない風景、出来事にも意味を見出すこと、それはとても大事じゃないかなーと思いました。
意外と身近にある?
実際に僕も、
・あくびをしたときに、声を出してみたら、すごくいい声が出る感覚をつかんだ(喉を開いた発声)
・普段出さないような声でリアクションしていたら、モノマネが出来るようになった。
・あるモノマネをしていたら、新しい歌唱法を思いついた。
・何気なくカラオケで首のストレッチをしていたら、楽に声が出た。
などの「偶然の発見」を経験しています。実はかなり身近にあるのかもしれませんねー。
この能力を突き詰めて、さらに深く考え、また様々な経験をすると、「世紀の発見」と言われてもおかしくないようなことに気づくのかもしれません笑
そう考えると、普段の生活において起きる出来事に対して何も思わない、というのは、改めてもったいないと思います。
毎日荒れているゴミ捨て場を「今日もきったねーな!」とだけ思うのではなくて、「なぜ汚いのか」と考えると、原因を探るようになったりしますよね?
それで近くにカラスの巣や、野良猫の住処があることに気づき、それを解決しようとすると、街に動物の居場所がないことに気づき、その場所を作ることで問題が解決したりします。
そうやって、普段の何気ない出来事に対してアンテナを張り、考える癖をつけるだけで、もしかしたらあなたも「世紀の発見」ができるかもしれませんよ笑
まずは少しずつ初めてみる
全ての出来事に対してというのは、無駄もあったり、常にアンテナを張っているのはなかなか骨が折れるかもしれませんので、まずは自分の興味のあることの経験を増やし、その経験から意味を見出す訓練をするだけでも、今後の生活に違いが出てくるのではないでしょうか?
ただ気づいたり、見出したりした結果が、必ずしも良いことだけではないということもあるかと思います。それさえも良い風に見出すには・・・と考えられるようになれれば、セレンディピティはかなり高まっていると言えるかもしれませんね笑
目指せ!ニュートン!とまではいいませんが、僕ももっとセレンディピティを高め、少なくともボイストレーニングの効果を高められるような癖をつけられるよう頑張りたいと思います!
普段何気なく過ごしていた方も、明日から実践してみては!?
では、今日はこの辺で!