BUMP OF CHICKEN「Ever lasting lie」から「諦めない」ことを学ぶ。
2022/01/19
僕の大好きなアーティストである
BUMP OF CHICKENさんの「Ever lasting lie」という曲があります。
上記パッケージの525円で販売された「アルエ」にはこのアコースティックバージョンが入っているのですが、これもまた良いのでおすすめです!
一生結ばれる事のなかった恋人同士のお話
歌詞自体はとても切ないんです。
とある事情で多額のお金が必要になったが、男性にはそのお金がなく、
誰かが「石油でも掘るしかないんじゃない?」といった冗談を鵜呑みにして、彼は石油を掘り始めます。
その間、恋人である女性は娼婦として生きながらも、心では彼の事を待ち続けていました。
そして何十年という歳月を経て、女性は彼の帰りを待つ事なく教会で死を遂げます。
死ぬ際にも笑顔で、昔彼が言った「大丈夫、信じて待っていてくれ」という言葉を呟いて。
一方そんな彼は、今も石油を掘っていました。
そして彼は、恋人の存在を忘れてしまいました。
ではなぜまだ掘り続けるのか。
それは、「神様をぎゃふんと言わせるため」なんです。
「見事掘り出して、お前(神様)を悔しがらせてやる」
その一心で彼は使い古して、折れたシャベルで夢を掘り続けるのです。
そんな切なく悲しく、空しいお話なんですが、なぜだか僕は「諦めちゃいけないな」と思うのです。
上記の曲での男性は、もはや本末転倒で、女性と結ばれる「夢」ではなく、「石油を掘る事」が目的になってしまっています。
それでも僕は、まっすぐに掘り続ける姿勢に胸を打たれたのだと思います。
彼は必ず石油を掘り当てるのでしょう。
その後で彼が知る衝撃は計り知れないと思いますが、こういったことは人生でも起こりうると思います。
人生において、
「夢」のためにお金が必要になった場合、いつしか「お金を稼ぐ事」が「夢」になる、ということは大いにあり得ます。
一般的な人たちは、それほどまでにお金に対して執着を持ちます。
それほどまでに「お金がないこと」が恐怖であるとも言えますが。
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曲から学ぶ、「諦めない」ということ
「Ever lasting lie」という曲は、僕に
「夢」と、それを叶える「手段」を混同させてはいけないこと。
「諦めない」ということ。
などといった事を教えてくれました。
でもなぜか、「諦めない事」が僕の中で強調されているのは、
ワンピースのアラバスタ編で登場した「トト」という人物と、上記の曲の男性の姿が被ってしまっているからだと思います笑
「トト」という人は「ユバ」という荒廃した昔のオアシスで、クロコダイルのせいで砂の下に埋まってしまった水脈を復興させようと、一人黙々とシャベルで掘り続けていた人です。
この方です!
ワンピースを読んでる方ならご存知でしょうか笑
その人と上記の曲の男性が被ってるんですねー、僕の中で。
そしてその「トト」という人の信念や、諦めない気持ちが強く伝わってきて、上記の曲を聴くと思い出してしまうんですねー・・・。
だから、一見矛盾したような曲の解釈をしてしまうのですが、「Ever lasting lie」という曲は、本当に名曲だと思います。
反面教師でもあるが、「諦めない事」を貫く姿勢は勉強になります。
そんな「Ever lasting lie」は僕にとって大切な曲の一つです。
今日はなんだかとりとめのないお話になりましたが、これにて失礼!笑
いやー、やっぱBUMPは偉大だ。